骨髄バンクへのドナー登録方法のまとめ

デトックス

骨髄移植ためのドナー登録方法のまとめ

池江璃花子さんが自身の白血病を公表し、日本中がやりきれない悲しみにくれています。

白血病を簡潔に説明すると「血液のがん」で、治療せずに放っておくと貧血や出血、発熱が常態化し、さらに臓器にも悪影響を及ぼし死に至ることもある深刻な病気です。

しかし昔とは異なり、現在は科学や医療技術の発達により不治の病ではなく「治る病気」になっています。

白血病にかかっても治療を経て社会復帰をしている方が多く、以前と変わらぬ生活をすることも不可能なことではありません。

池江さんの告白を受けて「私になにができるのか?」と考えた方も多いと思います。

SNSで応援メッセージを届けたりするのも一つの手ではありますが、ここでは白血病の患者さんが必要とする「骨髄」を提供するドナー登録の方法を分かりやすくまとめました。

骨髄とは?

骨髄とは、骨の中にある新しい血液を造る組織です。

血液の病気になった場合、新しい血液を自分で造れなくなるため、健康な人の骨髄を必要とするのです。

現在骨髄ドナーとして登録している方は約50万人いますが、移植を必要としている患者さんは3,000人以上います。

骨髄を移植するためには患者さんとドナーの「相性」が適合する必要があり、適合するのは僅かなため、さらに多くのドナーの登録が待たれています。

骨髄バンクとは?

白血病などの血液の病気にかかり骨髄の移植を希望する患者さんと、その患者さんを助ける骨髄ドナーを結びつける活動をしているのが骨髄バンクです。

骨髄バンクで血液を採血して「白血球の型」をドナー登録し、相性の合った患者さんに骨髄を提供するという流れになります。

骨髄バンクに登録できる条件

火花
  • 18歳以上54歳以下で健康な方
  • 体重が男性45kg以上、女性40kg以上の方
  • 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方

病気療養中の方、最高血圧が151以上または89以下の方、輸血を受けたことがある方は登録できません。

骨髄バンク登録方法

  1. 日本骨髄バンクHPにて、骨髄・末梢血幹細胞の提供に関する内容を理解する
  2. 上記HPや献血ルームにある「骨髄バンクドナー登録申込書」に記入・署名する
  3. 全国各地の献血ルームや保健所などのの登録受付窓口に持参、登録手続きを行う
  4. 血液(2ml)を腕から採取し、血液の型を調べる
  5. ドナー登録が完了、日本赤十字社から「登録確認書」が送付される

その後、移植を希望する患者さんと血液の照合が行われ、適合した患者さんが現れた場合、ドナー候補者として連絡が入ります。

ドナー候補者として選ばれた場合

  1. 日本骨髄バンクから提供意思を確認する書類が送付され返信します
  2. 骨髄採取(提供)についての詳しい説明と、医師による問診や採血が行われます
  3. 医師やコーディネーター、立会人の同席にて最終同意をします

骨髄の提供方法は2種類ある

・骨髄提供
腰の骨から「骨髄液」を注射で取り出します(所要時間は1~3時間程度)
採取の前日に入院、2~3日で退院します。

・末梢血幹細胞提供
血液の中にある「造血幹細胞」を取り出します。
白血球を増やす薬を注射(3日程の通院または入院)し、その後に造血幹細胞を採取(所要時間は3時間程度)、採取後1~2日間で退院します。

なお、通院・入院にあたりドナーの方の金銭的な負担は発生しません。

骨髄を提供する方向けに、自治体によっては助成金を提供したり、休業補償を行う会社や保険もあります。

ドナー提供者にとっては身体的な負担よりも、入院などに伴う時間的な負担の方が多いとのこと。

以下に実際にドナーとして骨髄を提供した方のブログをご紹介します。お時間のある時にぜひ読んでみてください。

命のリレー

骨髄移植のドナー体験記