女性に立ちはだかる「30歳」という壁!日本社会に巣食う古い価値観を打破しよう!

ESG投資とは

20代の女性の7割以上が30歳という節目の年に向け、結婚や人生設計、出産に対しての不安を抱えているとのことです。

20歳、40歳、50歳と比較しても30歳が1.5倍~3倍も多い結果に。

これは化粧品ブランドSK-IIが調査した「女性の生き方」に関するアンケートによるもので、日本の社会に蔓延する古い価値観や女性が生きにくい社会であることを証明した結果にもなっています。

性別や年齢に関わらず自分の人生を生きる社会に!

女性の場合、出産するためには肉体的な上限があり、35歳以上での出産は高齢出産と呼ばれ、統計学的に母子共に様々なリスクが生じるようになります。

「30歳」という一つの節目も、子供を◯歳までに◯人産むには、いつまでに結婚して妊娠してと逆説的に考えた結果であり、世の中の女性に大きなプレッシャーに。

この無言の圧力は「女性は子供を産んで一人前」「時期が来たら結婚して、子供を産む」という古い価値観からも来ているのでしょう。

世界的に見ると、日本、韓国、中国など東アジア儒教的価値観の強い国はこの傾向が強く、多くの女性が葛藤しているのです。

「いい人いないの?」「そろそろ結婚しないと子供産めないよ」「見合いでもした方がいいんじゃない?」

こうした家族や親族、友人の言葉がどれほど傷つけ、苦しませているか理解しなければなりません。

そもそも、女性は子供を産むために生まれてきた訳ではありません。

自立して幸せで自分らしい人生を生きるためであって、目に見えない価値観や空気、他人の目を気にせずに生きていけるような社会であって欲しいものです。

もう一つ気になったのが、20代の女性の6割が「死にたい」と思ったことがあるというデータ。

男女どの世代よりも、20代女性が死にたいと答えた人の割合は高く、これも30歳という壁を意識しての思いだと推測できます。

20代は身体的に最も強くて活発、また社会に出て希望あふれる最も楽しい時期であるように思うのですが、必ずしも女性においてはそうではないようです。

政府は「1億総活躍社会」という壮大な目標を掲げ、この中には当然、女性が希望や夢を持って活躍できる社会という意味も含まれています。

そのためには、ただ保育所を増設したり、男女間の格差をなくすだけでなく、社会に蔓延している古い価値観を薄めるような対応をとってもらいたいものです。