日本は豊か?1人当たりのGDPと労働生産性ランキングからみる日本

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日本は治安が良くて教育水準も高く、貧富の差が少なく、誰でも勉強さえすれば大学へ進学することが可能、自由でチャンスに溢れた国です。

多くの日本人が「日本人でよかった」と思っているのではないでしょうか。

とはいえ問題・課題が多いのも事実。

真面目で勤勉な国民性ということもあり、多くの人があくせく働き、家族や自分の趣味などは二の次。

また日本人は自国を「世界でNo.3の経済大国で豊かな国」と思っていますが、「一人当たり」に換算すると実はそうでもないのです。

ここでは、一人当たりのGDPと労働生産性のデータから日本の立ち位置を確認したいと思います。

1人当たりのGDPと労働生産性からみる日本

1人あたりのGDPランキング
順位 金額(USドル)
1位 ルクセンブルク 103,198
2位 スイス 79,242
3位 ノルウェー 70,391
4位 マカオ 67,079
5位 アイルランド 62,562
6位 カタール 60,786
7位 アイスランド 59,629
8位 アメリカ 57,436
9位 デンマーク 53,743
10位 シンガポール 52,960
11位 オーストラリア 51,850
12位 スウェーデン 51,164
13位 サンマリノ 46,446
14位 オランダ 45,282
15位 オーストリア 44,498
16位 香港 43,527
17位 フィンランド 43,169
18位 カナダ 42,210
19位 ドイツ 41,902
20位 ベルギー 41,283
21位 イギリス 40,095
22位 日本 38,917

2016年の1人あたりのGDP(GDPとはザックリ言うと儲けた金額)でみると日本は22位、同じアジアの国と比較してもマカオ、カタール、シンガポール、香港よりも低いのです。

香港よりも少ないのか。。とビックリした方が多いはず。

ドルベースでのランキングのため、ドル円のレートにより数値は変わるもののこれが事実です。

なお、お隣の韓国は28位で27,538ドル、台湾は36位で22,453ドル。近い将来、日本が構造改革を進め、生産性を高めなかれば抜かれる可能性もあります。

1人あたりの労働生産性ランキング
順位 金額(USドル)
1位 ルクセンブルク 95
2位 アイルランド 87
3位 ノルウェー 81
4位 ベルギー 70
5位 アメリカ 68
6位 フランス 65.6
7位 ドイツ 65.5
8位 オランダ 65.4
9位 デンマーク 65
10位 スイス 64
11位 オーストリア 60
12位 スウェーデン 59
13位 フィンランド 54.8
14位 オーストラリア 54.6
15位 イギリス 52
16位 イタリア 51.9
17位 スペイン 51.2
18位 カナダ 50.9
19位 アイスランド 44.6
20位 日本 42.1

まず生産性とは投入した労働力に対して、どれ程の製品・サービスを生み出したかというもので、労働の効率性を測る指標として参考にされます。

1人あたりのGDPと相関性があり、日本の生産性は20位です。

お客様は神様という過剰なサービス、年功序列の画一的な組織体制、紙文化に代表される非IT化、まずは課長、次に次長、最後に部長に判子をもらって。。というような非効率な決裁システム。

あげればきりがありませんが、これらが日本人の仕事を増やし、長時間労働へとつながって生産性が上がらず、最悪なケースとして鬱病や過労死などに繋がってしまうのです。

ロボット大国で自動車、精密機械等の工場は無人化が進んでいるにも拘らずこの状況。

日本はただでさえ少子高齢化が進み、労働人口が急速に少なくなっています。

この生産性を高めないことには国力は低下していくばかり。

私たちにできることは、まずは職場でIT化を進め、無駄な仕事を少なくして効率化を進め、残業を少なく、有給をしっかり使って「しっかり働きしっかり休む」こと。

まずは自分自身から始めてみませんか?