TEDで何かいいスピーチないかな?と探し、たまたま見た作業服のオジサンのスピーチ。
素晴らしいスピーチに次第に引き込まれ、最後には思わず一人で拍手をしてしまいました。
再生回数を見るとなんと142万回も再生され、ちょっとした話題にもなったようです。ぜひ、超オススメの植松努さんのスピーチをご欄ください。
TED「思うは招く。思ったらそうなるよ。」植松努さん
お金は値打ちが変わってしまうもんだよ。だから、くだらないお金があったら、貯金なんかしないで、本を買いなさい。頭に入れなさい。それは、誰にもとられないし、新しいことを 生み出すんだよ。
若い時は貯金より自分自身に投資しようとよく聞きますが、その通りで学生や独身のサラリーマンほどお金を貯めることよりも本や経験することにお金と時間を投資すべきですよね。
つい最近だとギリシャのこともあり、日本も少子高齢化で2,30年後は不透明、日本円の価値が大きく下がってしまうかもしれません。そんな時代になっても生き残れる知恵と強さが必要な時代になりつつあります。
これから先僕らがやってくべきことは、できない理由を探すことではありません。できる理由を考えることです。ただそれだけで世界はきっと、あっという間に良くなるんです。
何か新しいことにチャレンジすることは大きなエネルギーと決意が必要で、なんらかの理由をつけてチャレンジしないことが往々にしてあります。
できない理由を探すよりも、できるためには何をすべきかと前向きに考え挑戦する気持ちが大切。そしてそれを実行する思い切りも必要です。
母さんは「思うは招く」って教えてくれました。思い続けたらできるようになりました。だから、思い続けるってきっと大事です。
以前読んだ本の「引き寄せの法則」も同じような意味だったと思います。思いが強ければ強いほど、その思いは現実になると。
思いが強ければその実現のために揺るぎない情熱で努力し、次第に周りに協力者が現れ、一歩一歩前進できるはずです。思う強さとその実現の可能性は相関関係があると思います。
そして、最後に「このひと言があればどんな夢も叶っちゃうよ」って言葉をプレゼントして終わりにしたいと思います。それは、「だったらこうしてみたら? で夢は叶う」なんです。
ついつい友人や兄弟と飲んでいると「いや〜無理だろ〜」と言ってしまいがちで、この動画を見て反省しました。「いや〜無理!ど〜せ無理」とは言わずに、「応援するよ!じゃこうしてみたら?」と何らかの提案をするようにしなければ。
そうして頑張っている人を応援することで、いずれ自分にも何らかの形で返ってくるでしょうから。
ロケットを宇宙に飛ばすという夢を小さい頃から持ち続け、今もなおその夢に向かって突き進んでいる植松努さん。今は子供達に夢をもつこと、思うは招くという大事な事を伝えるため忙しい中、会社に子供を招き、自分の経験や想いを伝えているそうです。
この動画を見ると、植松さんの想いはいつの日かロケットと共に宇宙に飛んでいくような気がしますね。