今年の4月21日に渋谷道玄坂にオープンしたメキシカン・ファストフードのタコベル(Taco Bell)。
オープン直後に何度か行ってはみたものの、行列の長さに諦め久しぶりにチャレンジ。
すると、そこに行列はなくあっさり入店することができ、念願のタコベルデビューを果たしました。
場所はヤマダ電機の裏の道玄坂と文化村通りを結ぶ通りに
渋谷駅からだと109を右に進み、ヤマダ電機を過ぎた一本目の通りを左に入ってすぐ。店構えは小さく目立たないので、注意していないと通り過ぎてしまいます。
平日の午後は行列はなく、待ち時間もほとんどなし
店に入ると、前に並んでいるのは5人ほど。注文までの待ち時間は数分ですぐにオーダーできます。土日は相変わらず混むようで、店の前にも列ができていることが多いです。
メニューはタコス、ナチョス等のピリ辛メキシコフードがメイン

トルティーヤという薄焼きパンで肉やサラダを包み、ピリ辛ソースをかけて食べる料理が基本。男性には量の多いクランチラップ、女性にはヘルシーなシュリンプ&アボガドブリトーがオススメ
クランチラップのセットを注文
レジで注文すると携帯の呼び出し機を渡させれ待つこと10分、注文したクランチラップがこれです。注文時には肉の種類、サイドメニュー(ナチョス、ポテト)と辛さを選びます。私はビーフで辛さはミディアム、ポテトを選択。
クランチラップセットは918円とファストフードにしては高め
店内は1階と地下で完全禁煙。
ここは1階です。料理しているところがガラス張りになっているため、丸見えです。
ゆっくりしたい人は地下の方が静かでオススメ
地下はガラガラでした。私も地下に座りスマホで漫画を見ながら1時間ほど滞在。
味はまさにメキシカン&ファスフード的な感じ
クランチラップはこの分厚さでかなりの量で満足です。味はマックに慣れているか?ポテトは辛いだけでイマイチ、クランチラップもまた来ようと思わせる味ではなく、普通でした。同じファストフードで比較すると、マックやケンタの方がコスパがいい印象です。
タコベル(Taco Bell)渋谷道玄坂店の評価
評価できるのは量が多く、飲み物を頼むとドリンクバーで飲み放題という点。夏でお腹が空いていて、喉がカラカラの時は喉もお腹も満足させることができるのでいいかも。
しかし、ファストフードにしては値段が高めで味もマックやモスには劣るため、一度行けばいいかなという感じです。
タコベルは1980年代に東京と名古屋に進出してその後撤退している過去があり、今回も全国的に広がって日本で大成功とはならないのでしょう。
ここ数年、マックや吉牛、すき家、ワタミなどの低価格路線のお店は兼並み苦戦しています。その理由として消費者が健康志向になったこと、牛丼280円、ハンバーガー80円のような「超低価格」ではないこと、増税で財布の紐が固くなったことが原因だと思います。
一方、スタバや丸亀製麺は成功を収めておりその違いを考えてみると、スタバは圧倒するブランド力とでサラリーマンやOL等自由に使えるお金を持っている人の層をガッチリ掴み、丸亀製麺はうどんとサイドメニューが美味しく値段も安いためだと思います。
タコベルもメキシコ系移民の多いアメリカでは成功しているものの、日本では今のままでは難しいでしょう。
タコベル(Taco Bell)渋谷道玄坂店
東京都渋谷区道玄坂 2-25-14
10:00~23:00
完全禁煙
wifi無し
電源・コンセント無し