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プロ野球史上最速のピッチャーは大谷ではなく「山口高志?」ノムさんも唸ったその実力

   

山口高志

日本のピッチャーで最も速い球を投げるピッチャーといえば「大谷翔平」を挙げる人が多いと思います。身長193cmの体から投げ下ろす豪速球は現役No.1でソフトバンクとのCSでの戦いでは165kmを連発、しかしバットに当てられることも多く、多くの解説者が不思議がっているのも事実。

野村克也氏は一番ボールが速かったのは山口高志だと公言しています。山口高志とはどんなピッチャーだったのか、その実像に迫ります。


史上最速のピッチャー?山口高志について

山口高志?と思った方も多いと思います。確かに今はほとんど語られることはほとんどありません。山口高志氏は1950年生まれで66歳、現在は関西大学硬式野球部で臨時コーチなどを務めている方で、プロ野球選手としては阪急で4年ほどしか活躍していない投手です。

学生時代は関西大学で通算46勝11敗、防御率はなんと0.92という圧倒的な数字を残し松下電器を経て阪急へ。

身長170cmと小柄にも関わらず体を大きく使ったダイナミックなフォームから投げ下ろすストレートの速さはプロでも群を抜いていました。しかし、ストレートでぐいぐい押す投球で多くの三振を奪ったものの、四球も多いのが特徴のピッチャーでした。

残念ながら、怪我の影響もあり5年目からは当番数が少なくなり、プロ生活8年間でユニフォームを脱ぎ、オリックスや阪神の投手コーチとして指導者の道を歩むことに。

同じく豪速球投手で鳴らした江夏豊は山口の投球を初めて見た時、「速さは想像以上だ、とんでもない奴が現れた。堀内、平松、鈴木啓示も速かったが威力では山口が上」と話し、衣笠祥雄は打席に立って「ボールが見えなかった」とこぼすほど。

あまりの速さに阪急のキャッチャー陣も山口のボールは受けたがらず、今のようにスピードガンのない時代で、正確は速さを測る術はなかったものの、対戦した選手からの証言からすると160km近くは出ていたようです。

他にも、同時代に活躍した高田繁や山本浩二は「山口高志が一番速かった」、元メジャー・リーガーのフレッド・リンとブリーデンは「あんな速いピッチャーはメジャーにもいない」、パ・リーグ審判部長の村田康一は「山口が球速は1番」と語るなど今や伝説のようにもなっています。

長嶋茂雄は「体は大きくなかったが、腕の振りがよく、ボールがホップしている。」と語り、かつての藤川球児のように、初速と終速の差がほとんどなかったと推測できます。

その山口の投球フォームは以下の通り。今のプロ野球選手はどのピッチャーも似たり寄ったりのピッチングフォームで、このようなダイナミックに投げるピッチャーは少なくなりましたね。

史上最速?山口高志のピッチングフォーム

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