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インド旅行記バラナシ編〜ヒンドゥー教の聖地ガンガーに魅せられる〜

      2015/08/25

2015年3月、会社に退職願を出し有給休暇中にインドのコルカタ、バラナシ、カジュラホ、アーグラ、ジャイプル、デリーを3週間で巡る旅に。

今回はインド旅行記第二弾、訪問地バラナシ(Varanasi、ベナレス)を実際に撮った写真と共に振り返ってみたい。

第一弾はこちら(インド旅行記コルカタ編〜最初に乗ったタクシーが事故って波乱の幕開け〜

外国の方が日本の象徴として思うものは富士山、桜、侍で最近ではピカチュウ、ドラえもんなどのアニメも多いという。では、あなたは「インド」という国を思い浮かべる時、何を想像するだろうか?教科書に必ず載っているタージ・マハル、我々の食生活でもおなじみのカレー、神聖なる動物だと崇められている牛かもしれない。

インドを想像する時、ガンガーと答えた方にはぜひバラナシを訪問されることをお勧めしたい。バラナシはインド13億人のうちの8割を占めるヒンドゥー教徒が、生きている間に一度は訪れ沐浴したいと願うガンガーが雄大にゆっくり流れている。バラナシはヒンドゥー教徒の聖地であり、その歴史は3,000年を超え、まさにインドの中のインドだ。

 


列車でバラナシ駅に降りたつもりが、そこは一つ前の駅、カシー駅だった。。

station

コルカタから夜行列車に揺られること約10時間。インドの列車はアナウンス等ないので今どこを走っているか分からない。時間的にそろそろ到着か?と思った時、3段ベットの上と下の席のインド人に次はバラナシか?と聞くとそうだというので、列車が止まった時に降りてみる。

すると、バラナシ駅ってそこそこ大きい駅だと思ったのに、意外と人が少ないなとの印象。駅舎を出ても人はまばらでこれはさすがにバラナシではないのでは?と思い、地図片手に近くの人に聞いてみるとバラナシの一つ手前のカシー駅とのこと。。

バラナシの中心地まではカシー駅からそう遠くないので、リキシャーに載って中心地まで行きホテルを探すことに。

rikisha

rikisha

日本でいう三輪車の大型版のリキシャ。インドでもリキシャと読んでいて、どうやら日本の人力車が由来らしい。インド人は不思議なことにカメラを持っていると撮影してくれと言ってくる人が多い。ポラロイドカメラのようにすぐに現像して、プレゼントすることはできないのに。

バラナシの街を歩いてみるそこはまさにインドの縮図が

street

ガンガー近くに宿を見つけ、早速街を散策に。すると200m歩くごとにリキシャやお土産屋の人、怪しい日本語を話す人に話しかけられる。さすがは観光地でメインストリートでは欧米人もちらほら。

平日の午前中にもかかわらず、道端で座ったり、昼寝をしている人が多い。話しかけきたインド人によると彼らは「一番貧しい人」らしい。

 

streetガンガーからほど近い、メインストリート。夕方になると、話しかけてくる人が怪しさを増し、中には「葉っぱあるよ」と誘ってくる人も。暑いのでとにかく喉が渇きビールが飲みたくなるものの、バラナシではコルカタのようにビールを売っている店を見つけることはできなかった。

 

バラナシで注意するのは客引きと牛の糞

cow20528バラナシに限ったことではないがインドでは日本語で話しかけてくる人のほとんどはボッタクリだと要心した方がいい。親切な人、あるいは面白い人を装って近づいてくる。ぼったくられるだけならまだましで、最近は仲良くなって一緒に飲みに行ったりして、いつの間にか薬を混入し持ち物全てを盗まれたり、日本でも大きなニュースとなったが女性が監禁されてレイプされたりということも。

そして、バラナシ特有で注意すべきが牛。牛が多いので糞がとても多く、特に狭い路地に入ると糞だらけで歩くのに一苦労。写真で撮影することはできなかったが猿も多く、ホテルの窓を開けっ放しにするのは厳禁だ。

 

cowこんな狭い路地にも牛。目が合うが、彼に道を譲る気はさらさらなく、横を静かに通り去る。

 

インド最大の目的、聖なる河ガンガー

gangaerベナレスの朝5時ごろ。ガンガーの向こうからご来光を拝む。日本の川とは比較にならないほど大きく、ゆったりとした流れ。この河で沐浴すると全ての罪が清められるという。

また、バラナシのガンガー近くで死んだものは来世に幸福になれると考えられており、多くのヒンドゥー教徒は死ぬためにバラナシを訪れ、その遺灰をガンガーに流すという。

 

ganger流れている死体を見ることはなかったものの、ガンガーは茶色く濁っていて岸に近づくにつれゴミが多い。朝はまだ気温もそれほど上がっておらず風も爽やかで心地よい。

 

mokuyoku

mouyoku

バラナシにはガートと呼ばれる沐浴場が84箇所あり、人々はガートで沐浴をしたり、体を洗ったり洗濯をしたりする。私もせっかくなので沐浴してみたが、水温は冷たく気持ちがよかった。幸い腹をくだすこともなく、全ての罪を清めることができた。

 

gangaerガートでは手漕ぎの船で商売をしている人が多数いる。私は前日に知りあった日本人女性と2人で1時間貸し切って、2人で600ルピー(約1,200円)とチップ100ルピー。私も実際に漕いでみたが河の流れに逆らって漕ぐのはかなりの重労働。数分で腕が筋肉痛になりそうになったのでギブアップした。なお、エンジン付きの大型ボートは一人1,500ルピーはするとのこと。

 

ganger

瞑想するヒンドゥー教徒。その姿は神秘的で美しい。手を合わせて何を願っているのだろう。

 

oinori

バラナシの最も大きいガートであるDashashwamedhガートで日没後に行われるプジャというヒンドゥー教の礼拝を見学。鈴や鐘、太鼓の音でとても賑やか。

 

インドで苦労するのは暑さの他に食事

eat日本のカレーは大好きだけど、インドの街中で食べるターリは口に合わず一苦労。観光客が行くような高級店は高いが美味しく食べられる。これはバラナシではうまいと有名らしい庶民的なお店で食べたもの。腹が減っていたこともあって、美味しく食べる。

 

eatピザは万国共通、どこでもうまい!が現地の人には高嶺の花で高い。

 

バラナシのベストショット「ガートに集まるヒンドゥー教徒」

bestshotとても気に入っている1枚。沐浴する人、洗濯する人、お祈りする人とガートに集まる様々なヒンドゥー教徒が映っている写真。色もカラフルできれいと自画自賛。

よくインドに行くと人生観が変わると言うけれど、そのインドとは広いインドの中でもここベナレスを指していると思う。来世の自分のためにベナレスに来て人生を終えるヒンドゥー教徒、ガート近くで焼かれる遺体、そして灰になるとそのままガンガーへ。同じガンガーでは洗濯する人、お祈りする人、そしてゴミを捨てる人も。ガンガーの役割は様々でなんでもありだ。

ここバラナシは観光するなら1日で十分の大きさで、見るものはガンガーとガート以外はあまりない。にもかかわらず、何日も滞在する観光客が多いのは、この町に流れる雑多とした雰囲気とその宗教的な神秘さがマッチして魅力的だからではないか。インドのいろんな面が凝縮されたバラナシ。ぜひインドを訪れる方にはオススメしたい場所だ。

インド旅行記バラナシ編完

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