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【名言】今回の震災は、2万人が死んだ一つの事件ではなく、1人が死んだ事件が・・

      2015/08/25

ビートたけし

出典:ARTIST DATABASE

今回の震災は、2万人が死んだ一つの事件ではなく、1人が死んだ事件が2万件あったということ。2万通りの死に、それぞれ身を引き裂かれる思いを感じている人達がいて、その悲しみに今も耐えている。

by ビートたけし

2011年3月11日(金)14時46分、仙台の東方70kmの海底を震源とするマグニチュード9の大地震が日本を襲いました。日本人なら一生忘れることのない、「東日本大震災」です。

私はその時、会社のオフィスにいました。東北からだいぶ離れたここ東京でも、過去経験したことのない巨大な揺れを感じました。パニックになった女性社員が泣き叫び、本棚から本が一斉に落ち、ビルが引きちぎられるのではと恐怖に陥りました。

震災後にテレビ等で報道されている内容も衝撃的でした。

仙台市◯◯区の海沿いに300名以上の遺体が打ち上げられている、◯◯小学校で教師・児童が津波に流され数十名が行方不明等々。

一名でも事件の被害者が出ると大きなニュースになるここ日本で、人が何十人、何百人で亡くなったという報道に愕然とし、言葉では語ることができない程の大きな不安を感じたのを鮮明に覚えています。

冒頭はビートたけしさんが震災の後に語った言葉。教科書的に「2万人が死んだ一つの事件」と表現するのと、「1人が死んだ事件が2万件あった」と語るのとではその言葉の重みが全く違います。事の本質を正しく表している言葉だと思います。

そしてたけしさんはこうも言っています。

よく「被災地にも笑いを」なんて言うヤツがいるけれど、今まさに苦しみの渦中にある人を笑いで励まそうなんてのは、戯れ言でしかない。しっかりメシが食えて、安らかに眠れる場所があって、人間は初めて心から笑えるんだ。

当たり前のよう笑っていることが、実はいかに幸せなことかと考えさせられます。震災の被害にあった方だけでなく、世界には戦争、貧困等で何億人もの人が心から笑えない状況にあります。

仕事や人間関係に関する悩みは誰にでもあるもの。しかし、心から笑えるだけで、恵まれているのかもしれません。

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