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ラグビー日本代表が南アに勝ったことが、どれだけ凄いか分かりやすく解説&まとめてみた!

      2015/10/31

ラグビー日本代表

試合後に泣き崩れる選手、抱き合う選手、笑顔でグランドを走り回る選手達。

ラグビーワールドカップで日本が優勝候補の南アフリカを破り「ラグビー史上最大の番狂わせ」の快挙を成し遂げましたが、ラグビーを知っている人からすると、これは想定をはるかに超えた信じられない出来事でした。


日本代表が南アフリカを破ったことはどれだけ凄いのか?

これまでのラグビーW杯での日本と南アフリカの成績

定量的に見ると日本は世界ランキング12位で南アフリカは3位

そして日本のこれまでのワールドカップでの成績は通算で1勝21敗2分で予選リーグを突破したことはなし。日本が唯一勝利したのは1991年第2回大会のジンバブエ戦でした。それ以来24年間も勝ったことがありません。

一方南アフリカはワールドカップでの世界一が2回、3位が1回、参加した大会は全て予選突破しており、ワールドカップでの通算成績は25勝4敗で、ワールドカップでの勝率は世界NO.1のラグビー大国

南アフリカにとっては予選プールBの日本戦はアメリカ戦と並んで最も組みやすく楽勝で勝ち星が期待できる相手。他のプールBのチームの強豪であるスコットランドやサモアですら、南アフリカからすると苦労せずに勝てるだろうという相手です。

ラグビーはイギリスが発祥であるため、イングランド、南ア、NZ、オーストラリアなどのイギリス連邦の国において歴史が長く人気もあり、さらに体格に勝るこれらの国がこれまでのワールドカップを制覇してきました。

一方日本は、ラグビー人気の低いアジアでは代表としてワールドカップに参加できるものの、W杯参加国の中ではこれまでの成績が示すように最も弱い国の一つ。前回大会までの全24試合では総得点428点に対し、総失点は1,159点(1試合平均17.8得点・48.3失点)で圧倒的に得点でも負けています。なお、失点が1,000点を超えているのは日本だけ。

特に1995年の第3回大会ではNZ(オールブラックス)相手に17-145の歴史的大敗を喫し、2007年の第6回大会ではオーストラリアに3-91と大敗、さらに前回2011年の第7回大会ではNZ相手に7-83で完敗し、世界の強豪には全く歯が立たず、見るのも苦しく、泣けてくる試合の連続でした。

今回の南アフリカ戦も日本が勝つと予想していた人はおらず、50点差くらいで負けるだろうという見方が大勢で、もし40点差以内の負けであれば大健闘でそこを目指してほしいと思っていました。

しかし、唯一南アフリカに勝てると信じていた人達がエディーHCと日本代表の戦士達でした。「俺たちは世界一苦しい練習をしてきたのだから絶対勝てる!日本ラグビーの歴史を変えるために絶対に勝つんだぞ!」と。

ラグビーというスポーツの特性を他のスポーツと比較する

ラグビーは番狂わせの少ない競技と言われています。これまでのW杯でも予選を突破したチームは事前の予想通りのチームがほとんどでした。今回の日本代表は過去最強で間違いないですが、それでも南アフリカには全く歯がたたないと思っていました。

野球であれば圧倒的なピッチャーがいるチームは相手を抑えることができ、またサッカーは弱小チームが自陣に引いて相手の攻撃を防ぎ、カウンター狙いで強豪に勝つことがありますが、ラグビーは体格とスピードとフィトネスがものをいうスポーツです。

防御と攻撃に効果的な方法はなく、勝つためには愚直にタックルをして相手を止めて防御し、相手陣内で攻め続けることが基本。根性などは通用せず、力の差のある強くて大きいチームの攻撃を止めることは難しいです。

そのため、実力差がそのままスコアに出て、強いチームのワンサイドゲームになることも多いスポーツで、ラグビーにおいては奇跡は起こりづらいのです。

今回のジャパンの快挙を野球やサッカーと比較すると?

サッカーと比較すると1996年アトランタオリンピック予選で日本がブラジルに勝った「マイアミの奇跡」よりも、今回のラグビーの南ア戦での勝利の方が凄いことだと思います。日本はブラジルと20回くらい試合をやれば1試合くらいは勝てるのでは?

野球の世界だと、高校生の代表がプロの日本代表である侍JAPANに勝つようなもので、相撲だと入門したばかりの序の口力士が横綱に勝つようなものだと思います。

私は高校の時にラグビーをやっていましたが、花園に行くような強いチームとの試合はぼろ負け(スコア0-80とか)で、そこには努力でも越えられない大きな壁があり、苦労が報われない辛さを感じていました。強豪チームと試合をするとスクラムでは一気に押され、バックスではボールを持っている相手に触ることすらできずトライを決められてしまいます。

まさか、日本代表が南半球の強豪国(NZ、南ア、豪)の一角である南アフリカに勝つことがあるなんて想像できませんでした。これらの国には100回戦っても100回負ける。それくらいの力の差があると思っていたので。

南アフリカはレギュラーメンバーで日本と戦った

ワールドカップでの試合において強豪国は力が劣る相手に対してはレギュラーではなく、サブのメンバーで試合に臨むことがよくあります。(サブのメンバーでも代表の選手なので凄い選手ばかりですが。)

これはラグビーは消耗の激しいスポーツのため、予選リーグでは主力選手の力を温存し、決勝リーグで主力選手のパフォーマンスをベストに持っていくためであり、怪我を防止するためでもあります。

1995年のW杯で日本が17-145で負けた試合のNZの先発メンバーはサブの選手でした。日本はNZのサブの選手達と戦い、歴史的な大敗を喫したのです。サブの選手は自分をPRするために、かえって実力を最大限に発揮したという意見もありますが。。

そして今回の日本vs南アフリカ。ひょっとしたら南アフリカは日本相手にレギュラーは出さないのでは?と思っていたら、先発は南アの歴代最多キャップを持つマットフィールドやナンバー8のバーガー、快速ウイングのハバナなどベストメンバーが名を連ねました。そのガチな南アフリカに勝ったということで、日本の評価はさらに高まります。

ブックメーカーのオッズは南アの勝利が確定的な倍率

英国最大のブックメーカー「ウィリアムヒル」での日本vs南アフリカのでの賭け率は日本の勝利が34倍、南アフリカが1倍で、南アフリカの勝利は間違いなしとの倍率。そして、W杯での優勝オッズでは南アフリカが7.5倍で日本はなんと1,001倍という優勝は絶対ないという倍率でした。

このように日本の勝利を予想している人は誰もいない状況でした。

他のラグビーファンの意見。今回のジャパンの勝利がどれだけ凄いか?

 

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