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新国立競技場の建設について私の提言「白紙で一からやり直し」

      2015/10/02

新国立競技場

国民の8割以上が反対し、多くの有名人、メディアも巻き込んでの大論争となっている新国立競技場の建設問題。

本日16日(木)にデザインを決めたコンペの審査委員長を務めた安藤忠雄氏が会見を開き、ザハ案に決めた理由と今の騒動について考えを述べました。

さらに、ここにきて政府は初めて建設計画の見直しに言及し、これまで現行案での建設一辺倒だった計画が建設費用の大幅縮小または、見直しへの可能性がでてきました。

安藤氏の会見を踏まえ私なりにこの新国立競技場をどう建設すればよいか考えをまとめてみました。

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安藤忠雄氏の会見内容のポイント「選んだ責任はある」

安藤さんによると「私たちが頼まれたのはデザイン案の選定まで。」と述べ、デザイン案の選定の次に設計事務所などによる基本設計、最後に実施設計が行われ、その基本設計と実施設計で費用が膨らんだことに対し、「その理由を私も聞きたい」と疑問を投げかけています。

新国立競技場の前提条件

会見前に配布された文章によると新国立競技場の条件として、要望されたのは以下の4点だったとのこと。

・神宮外苑の敷地に建設
・予算は「1,300億円」
・収容規模はオリンピック開催に求められる「8万人」
・文化イベントの開催を可能とする「可動屋根」

数ある案からザハ・ハティド氏の案に決めた理由

アイデアがダイナミックで流線型で斬新、そしてシンボリック。とりわけ大胆な建築構造がそのまま表れたアリーナ空間の高揚感、臨場感、一体感は際立ったものがありました。

確かにデザインはかっこいいと思います。海外のメディアからは亀のような競技場だと酷評されたりしていますが。。

建設費用が2,520億円と金額が予算オーバーとなっている件について

2014年5月に基本設計まで完了しました。この時点で、当初のデザイン競技時の予算1300億円に対し、基本設計に基づく概算工事費は1625億円と発表されました。この額ならばさらに実施設計段階でコストを抑える調整を行っていくことで実現可能と認識しました。

われわれには選んだ責任はあります。それで1,625億が物価上昇とかあったら、1,700~1,800億になるかと思っていた。なぜ2,520億円になったのか私も聞きたい。

概算工事費1,625億円の見積もりが甘かったんでしょうね。実際に施工する業者が試算した金額は2,520億円なので、900億円も開きがあります。

新国立競技場を造るゼネコンに対して

日本人の総力上げて、ゼネコンも儲かるからでなく、儲からなくても日本の誇りのために頑張るといってもらえば結構うまくいくんじゃないか。

いやいや、震災関連の復興事業の他、東京は前代未聞の大規模プロジェクトが目白押しで、ただでさえ人手不足の状態で、ゼネコンも人に余裕もなく、リスクが高く儲からない仕事をするはずがありません。

今後の新国立競技場の建設について

1人の人間として言えることはザハさんのアイデアを残しといてほしい。でも値段があいませんから、設計事務所で徹底的にやって、公に公開しないといけない。情報を共有しながら、やっていかなければあかんのではないかと思う。

当初のザハ案の通りに建設すると費用は3,000億円以上でラグビー開催に間に合わず、なんとか間に合わせるように、費用を縮小して今の2,520億円まで下げることができました。よってザハ案で建設する場合、今の値段の2,520億円がほぼ限界なので、デザインから刷新すべきです。

新国立競技場の建設について私の提言

意外に知られていないのですが、新国立競技場が建設される明治神宮外苑は新国立競技場が建設され、オリンピックが終わった後に今の神宮球場と秩父宮ラグビー場も壊して、2025年までにそれぞれ建て替えられることが決定しています。

今は新国立競技場の建設問題ばかりがフォーカスされていますが、神宮球場と秩父宮ラグビー場の建て替えも併せて考えるべきだと思います。

私の案は現状、新国立競技場、新神宮球場、新秩父宮ラグビー場の3つの建設が予定されていますが、造るのは新国立競技場と新神宮球場の2つとし、新国立競技場はオリンピック後、陸上トラックを壊し、サッカー&ラグビー専用競技場に改築するものです。

現計画は白紙にして、デザインからやり直す

ザハ案での建設は完全に破綻しており、デザインのコンペから、つまり一からやり直すべきです。コンペの条件として、以下を挙げたいと思います。

建設費用は500億円以下、少なければ少ない方が良い

ロンドン五輪の550億円、北京五輪の500億円を基準。「モッタイナイ」の精神で安価で品質のよいmade in Japanの競技場にする。シンプルな構造であれば、安く時間をかけずに造れるはずです。

2019年9月開催のラグビーW杯に間に合わせる

ラグビーは日本では人気がないものの、五輪、サッカーW杯に次ぐ世界的イベントです。当初の予定通り新国立競技場でラグビーW杯も開催すべき。

収容人数は10万人にする

東京は世界で最も人口が多く、人口密度が高い地域にもかかわらず、欧米や南米のように10万人規模のスタジアムがありません。デザインはシンプルにお金をかけず、席を増設します。

開閉式屋根は不要

もちろん、建設費と維持費が莫大にかかる開閉式屋根は不要です。

防災用の避難所としての機能を兼ね備える

東京にもいつ大規模災害が発生するかわかりません。食料などを備蓄し、一時避難所として活用できるようにします。

オリンピック後は陸上トラックを壊し、サッカー・ラグビー専用とする

残念ながら陸上ではお客さんを呼べないので、オリンピック後はサッカー・ラグビー専用の競技場とし、Jリーグ東京FCとラグビースーパーリーグの本拠地とします。その他サッカー、ラグビー日本代表やコンサート、大規模イベント等の開催も可能です。

 

以上いかがでしょうか?どう思いますか?せっかく2020年にオリンピックが日本で開催!と盛り上がっているところ、こんな低レベルな問題で日々メディアを賑わし、多くの論争となっていること自体、日本の恥です。

ようやく安部総理が決断し、見直しの可能性も出てきましたが、多くの国民が納得する素晴らしい競技場を建設してほしいものです。

まずはこの競技場の建設にあたり、影の責任者である森元総理と、その子飼いである下村文部科学大臣と遠藤五輪担当相はここまでの責任をとらせるため更迭し、政治家ではなく、国際的で若く、現場目線の人にリーダーを変えるべきです。

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