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児童養護施設の現状と問題点などを調べてまとめてみた!

   

児童養護施設

ニュースや新聞を読んでいても知っているようで、その実態は何も知らないことが多々あります。

先日、児童養護施設のニュースをたまたま見た時に、児童養護施設は「親のいない子が職員と共同で住んでいる」という勝手なイメージがあり、日本に施設で暮らしている子供は何人いるのか?退所後はどうしているか等、ちょっと気になったので調べてみました。


児童養護施設の実情

児童養護施設とは?

児童養護施設とは、親のいない児童、虐待されている児童や家庭の事情により親と一緒に暮らすことができない18歳未満の児童が暮らす施設です。

児童養護施設は全国に約600箇所あり、約3万人の児童が施設で暮らしています。施設の規模は20人以上の児童が暮らす大舎、13人~19人が暮らす中舎、12人以下の小舎の3通りがあり、大人の指導員や保育士、栄養士等様々な専門職の職員とともに生活をしています。

どのような児童が児童養護施設に入所しているのか?

親が亡くなった孤児が多いのかと思ったら実情は異なり、

・親や保護者から虐待を受けている児童
・経済的理由により親が育てることができないor育てることを拒否された児童

が多く、約半数の児童が虐待経験があるとのこと。その他としては、孤児、親の心身障害、長期入院などに伴うケースもあります。

児童養護施設の課題

施設の職員や学校の先生などのサポートによりしっかり自立する児童も多い中、以下のような問題点も。

・18歳になると施設を出なければならない。
→経済力がない中、自立が求められるため、寮のある職場などを探し、自分の希望する仕事に就けないことが多い。就職しても辞めるケースが多く、風俗関係やホームレスになる場合も多い。

・大学進学率は全国平均75%に対し、養護施設の児童はわずか20%。
→経済力の問題の他、学力不足がある場合が多く進学率が全国平均より大幅に低い。

・閉鎖された環境の中で、体罰や虐待があるケースも
→全国600箇所の施設の中には職員や上級生による暴力や性的虐待が起きるケースも。

里親、養子縁組が普及しない日本

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻が実子の他にカンボジア、エチオピア、ベトナム出身の子供を養子として育てていることは有名な話。アメリカでは保護が必要な児童のうち、77%が里親の元で育てられていて、オーストラリアは93%、イギリスは71%で日本はわずか12%。

日本で里親制度が普及しない理由として、実親が里親より施設へ預けることを希望することと、児童相談所が施設への預け入れを優先するためとのことで、実際の家庭環境に近い里親制度の普及が課題となっています。

児童養護施設に暮らす子供達のために私たちができること

今回ネットで調べて初めて分かったことですが、児童養護施設に暮らす子供達をサポートするNPO法人がたくさん存在します。私達もボランティアや寄付をすることで、子供達の生活をサポートすることが可能。興味のある方は以下のHPにアクセスしてみてください。

ブリッジフォースマイル 児童養護施設から社会に巣立つ子どもたちの自立支援を行なっている。
3keys 児童養護施設に暮らす子供達の学習支援を行なっている。
タイガーマスク基金 児童養護施設の子供の自立援助、虐待を根絶する活動を行なっている。
みらいの森 児童養護施設で暮らす子どもたちにアウトドアプログラムを提供している。

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