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日ハム6位指名の履正社高校「山口裕次郎選手」の入団拒否について

   

ドラフト

ドラフト会議ではTBSが指名されるであろう選手にスポットを当て特番を放送するように、毎年ドラマが繰り広げられます。今年は田中正義や佐々木千隼、柳裕也といった即戦力の投手が多く、例年以上にその行方に注目が集まりました。

一方で、現在も指名されたことを受け入れることができず入団すべきかどうか悩んでいる選手もいます。ここでは、今年、日ハムから6位で指名された山口裕次郎投手の件について考えてみたいと思います。


条件付きのプロ志望届はありか?

日本シリーズが盛り上がっている中、日ハムが気を揉んでいるのがドラフト6位で指名した履正社高校の山口裕次郎投手が入団するかどうかということ。

エースである寺島成輝投手の影に隠れていたものの、2番手ピッチャーである山口裕次郎投手も左の本格派投手としてプロからの評価が高く、ドラフト前からプロ側に「ドラフトで4位以下であれば社会人に行く」と通達し、プロ志望届を提出したのでした。

しかし、ドラフト3位以内で山口投手を指名した球団はなく、日ハムが本人の希望とは異なる6位で指名。事前に通達したにもかかわらず、話が違うと山口投手サイドは入団拒否の構えを見せています。

なぜ3位以内にこだわるのか?ドラフトの順位によって、メディアの注目度や契約金、期待の大きさなどは違ってくるものの、育成契約からのしあがって首位打者を獲得したロッテの角中選手や、下位指名でも名球会入りした選手もいます。

プライドが邪魔をしたのか、それとも3位以内の評価でなければプロでは活躍できないと思ったのか、その理由はわかりませんが、プロ志望届を出すのであれば、条件付きではなく、指名を受けてからの契約交渉でお互いの妥協点を見いだせばいいかと思います。

それで納得できなければ入団を拒否すればいいだけの話。選手の評価を決めるのはあくまでも、球団サイド。今回のケースだと山口投手は3位以内で指名するにあたる投手ではなかったという評価だったのでしょう。

イチローは「プロに入ればこっちのもん」と語った

40歳を過ぎてもなおメジャーで活躍するイチロー選手は1991年にドラフト4位でオリックスに入団しました。愛知の名門校愛工大名電時代から進路をプロ一本に絞っていました。

前にテレビインタビューで「プロになったらこっちのものだと思ってた。ドラフト1位でも10位でも関係ない。」と話していました。

プロに入りさえすれば「ドラフト1位だから。」という理由で試合に出れたり、1軍に昇格することはありません。まさに実力本位の世界。

さらにプロはレベルが高いだけでなく、スタジアム、練習場、寮、食事など野球に専念できる環境が整っており、社会人で仕事をしながら野球をするのとは雲泥の差があります。

何万人とプロを目指している野球選手の中でもプロの世界に入るのはごく僅か。ここで入団拒否をした場合、今後再びドラフトで指名されるかどうかは分かりません。

意見は様々でしょうが、個人的にはプロ志望届を提出した場合、◯◯球団以外お断り、◯位以下だと入団しないといった条件を事前に通達するのはなしにすべきだと思います。どうしても譲れないのであれば、指名を受け、交渉を踏まえて断るべきかと。

そうすれば、今回のようにちょっとした議論に発展することはなくなると思います。いずれにしろ、数年に1回くらいでドラフトでの悲劇が発生するので、この辺りのルール作りをしっかり構築し、指名する側、される側にわだかまりがないような制度にすべきです。

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