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「今を生きる!」渋谷在住30代男がスポーツ、時事問題、IT、芸能等のホットな話題について綴ります。

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金田正一の「侍ジャパンの解散を提案、今の時期は体を休めるべき」に激しく同意!

      2016/10/15

主催者が

野球

史上唯一の通算400勝投手金田正一さんが「今の時期は体を休めるべきでプレミア12なんて出場すべきでない」と喝を入れている記事を見て、まさに私が思っていたことと同じで「その通り!」と心の中で唸ってしまいました。

プロの中から選ばれた選手のプレーを見れる機会があるのは嬉しい反面、選手の体の負担を考えることなく商業主義に走っている大会に大きな疑問を感じます。


WBCとWBSCプレミア12の違い

現在野球の大きな国際大会と言えばWBCとWBSCプレミア12とオリンピックの3大会がありますが、まず混同しがちなWBCとWBSCプレミア12の違いについて整理しましょう。

WBCはメジャーリーグ主体のメジャーリーガも参加する大会

WBCは主催者がMLB機構とその選手会で設立された「WBCI」という団体で、4年に1回プロシーズン開幕前の3月に開催され、まず世界を4つのグループに分けて予選を行い、上位8チームがトーナメント方式で戦います。WBCはメジャーリーガーも参加する大会で、球数制限などの独自のルールがあります。

WBSCプレミア12はメジャーが参加せず、WBSCの財源確保?のための大会

一方、WBSCプレミア12は主催者が世界野球ソフトボール連盟(WBSC)でWBCの中間年の11月に開催され、WBSCのポイント(世界ランキングのようなもの)上位12チームが2つのグループに分かれて総当たりで戦い、上位4チームが決勝で戦います。この大会にはメジャーリーガーは参加しません。

まとめると、主催者が違うのとメジャーリーガーが参加するしないの2点が大きな違いで、レベルとしてはもちろんメジャーリーガーが参加するWBCの方がレベルは上です。

また、青島健太“オヤジ目線”の社会学によると、「先にはじまったWBCが、野球のおもしろさをアピールしプロモーション(宣伝・広告)に重きがある大会ならば、プレミア12は野球の普及と振興に軸足を置いた大会」とのこと。

さらに、WBSCプレミア12は五輪種目ということで支給されていたIOCからの助成金がカットされたことから財政難に陥ったWBSCが収益を上げて五輪復帰を目指すためという側面もあります。

カネやんの意見にプロ野球選手会は耳を傾けるべき!

ポストセブンの記事に掲載されていた金田正一さんの意見を集約すると以下。

・シーズンで使った体を元に戻すには3か月はかかる
・日本シリーズが終わったこの季節は、選手は体を休める時期。秋季キャンプも邪道
・野球の国際試合は、五輪で十分。メジャーが参加しない大会に日本がプロを出す必要はない
・単に主催者がカネ儲けしたいだけの大会に疑問

まさにその通り!開幕戦で大谷翔平が韓国相手に160kmの豪速球を投げ込み完璧に抑えたことがニュースとなりましたが、「シーズンが終わったばかりでそんなに全力で投げて大丈夫か?」と思いました。日ハムの栗山監督ら首脳陣は来シーズンに不安を覚えたことでしょう。

さらにカネやんはこうも言っています。

大谷翔平(日本ハム)が「すごくワクワクしている。優勝できるように頑張りたい」なんて意気込みを見せていてガッカリしたよ。そんなところで頑張るなら、ペナントレース中に頑張ってソフトバンクを倒したらどうだ。

ホントそうですよ、160kmを出すのは韓国相手ではなくてソフトバンク相手でしょ!と突っ込みたくなります。

そもそも選手達は2,3月のキャンプから4月〜9月までのペナントレース、そして10月のCSまでずっと野球漬け。半分近くは遠征でずっとメディアやファンから注目され、そのプレッシャーと疲労度はいくら強い肉体と精神を持っていても相当なはず。

本来日本シリーズが終わり、寒くなってきた11月はシーズンを振り返ったり疲労回復に努めたり、シーズン中にできないプライベートなことを行う時期で本職の野球で体を酷使するべきではありません。

各球団は今秋季キャンプ中ですが、この秋のキャンプもやる意味があるのか前々から疑問に思っていたんですよね。そもそも疲れをとってリラックスすべきだし、この時期にトレーニングしても12月に休むことで鍛えた体は元に戻ってしまうのではないかと。

おそらく、ただ単に昔からの慣例で11月に秋季キャンプを行うことが当たり前だったという理由と流れでやっているんでしょうけど、この時期にキャンプをすることの本質的な意味と効果を再考して、意味がないのであれば即やめるべきです。

若い野手であればまぁ話はわかりますが、肘や肩に多大な負担がかかる一軍のローテンションピッチャーや中継ぎ・抑えの選手が秋のキャンプやプレミア12で投げ込んでいるのを見ると、自分の体のことちゃんと考えているのかな?と疑問に思います。

その点、黒田はコンディションが万全でないとプレミアを辞退、さすがです。そして注目したいのが阪神の藤浪。藤浪もプレミア12を辞退しましたが、その理由が「右肩炎症」のためとのこと。これ嘘っぽいな(笑)。11月に商業主義の大会で全力で投げて肩と肘を消耗したくないだけだったのではと推測します。とすれば藤浪は賢明で今後の活躍も大いに期待できますね。

ただでさえ選手の寿命は短く、自分のベストな状態でプレーできるのは長くても10年ほどの世界。選手には自分の体を第一に考えプレーすることを切に望むとともに、金儲けの大会に選手を出すようなことはやめてもらいたいものです。

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